

令和8年2月
公益財団法人名古屋産業振興公社
理事長 下山 浩司
平素より、当公社の事業運営に格別のご理解とご支援を賜り、厚く御礼申し上げます。
おかげをもちまして、本年2月、当公社は設立30周年という誠に意義深い節目の年を迎えることができました。これもひとえに、事業者の皆様をはじめ、名古屋市ならびに関係機関の皆さまの温かいご支援とご指導の賜物であり、ここに深く感謝申し上げます。
当公社は、昭和42年設立の財団法人名古屋市見本市協会を前身として平成8年2月に財団法人名古屋都市産業振興公社として設立され、昭和54年に設立された財団法人名古屋市工業技術振興協会が、平成22年9月に統合し、財団法人名古屋産業振興公社として発足しました。その後、平成24年4月に公益財団法人へ移行し、今日に至っております。
当公社では、これまで、長年にわたり培ってきたノウハウと産学官金の幅広いネットワークを基盤として、創業・経営支援、研究開発支援、工業技術支援、産業人材育成支援、産業振興施設の管理運営、さらには産業見本市・展示会の開催など、当地域の産業の振興と発展に資する多様な事業を展開してまいりました。加えて、令和7年度には、令和6年度末に解散した株式会社国際デザインセンターが担ってきた産業デザイン振興事業を承継し、支援策の更なる高度化に向けて取り組んでまいりました。
一方で、近年では、少子高齢化や人手不足の深刻化、賃上げや物価高騰、DXや生成AIをはじめとするデジタル技術の急速な進展、さらにはグリーン・トランスフォーメーションや脱炭素社会への対応、国際情勢の不安定化など、産業界を取り巻く環境は、これまでにない速さと複雑さで変化しております。
このような状況の中、当公社では、30周年という節目を次なる発展に向けた新たな出発点と位置づけ、今後も引き続き、事業者の皆様に寄り添いながら、時流をとらえた、きめ細かな支援策に取り組むことにより、皆様から「なくてはならない」と思っていただける団体運営を目指してまいります。
結びに、これまで賜りましたご厚情に改めて深く感謝申し上げますとともに、今後とも一層のご理解とご支援を賜りますよう、心よりお願い申し上げ、設立30周年にあたってのご挨拶とさせていただきます。