0 第2部
 
名古屋の経済と産業の特徴


第5章 名古屋の観光・コンベンション

  1.  市内31主要観光施設の延べ入込客数は平成16年度で約1,944万人であり、平成17年度では約2,495万人で、平成16年度に比べ28.4%もの大幅な増加となりました。名古屋港イタリア村の開業、「新世紀・名古屋城博」の開催、「愛・地球博」に訪れた観光客が市内の観光施設にも足を運んだことなどによるものと考えられます。
     観光客の居住地構成を見ると、1位が市内で36.7%、2位が本市を除く愛知県で26.2%、3位が岐阜県・三重県・静岡県で15.0%となっており、東海地域からの観光客が多数を占めています。

  2.  本市では産業観光、フィルムコミッション(映画等の撮影支援)などの推進により、名古屋のイメージアップをはかることで、観光客の誘致に努めています。
     産業観光については、平成18年10月以降、財団法人名古屋観光コンベンションビューローが企画協力を行うことにより、民間旅行会社による本市及びその周辺の産業観光施設を巡る定期観光バスツアーが実施されています。
     フィルムコミッションについては、「なごや・ロケーション・ナビ」を通じ、名古屋で行われる撮影の支援を行っており、開設以降100件を超える作品を支援してきました。

  3.  平成18年4月29日から、本市は、本市内の観光施設等を周遊する「なごや観光ルートバス」の運行を開始しました。本市内の観光施設等へのアクセスの向上をはかるとともに、名古屋の新たな観光魅力を創出することを目指しています。

  4.  金山総合駅、JR名古屋駅コンコース、栄オアシス21の3ヵ所に観光案内所があります。また、中部国際空港内では、愛知・岐阜・三重・静岡・福井各県と共同で観光案内所を設置し、本市の観光案内を行っています。

  5.  平成17年に本市で開催された国際コンベンションの件数は236件で、全国第3位でした。分野別にみると、科学・技術・自然(33%)が最も多く、次いで、政治・経済・法律・(18%)、芸術・文化・教育(14%)などの順となっています。

  6.  昨今、アジアを中心とする諸外国や国内他都市との誘致競争が激化するなかで、ものづくりの中心拠点である名古屋圏の特性を活かした国際会議の誘致や開催支援を行っています。

産業の名古屋2006

〜各章の要約〜

 
第1部 モノづくり都市名古屋の産業のルーツと
     産業活性化への取り組み
 
第2部 名古屋の経済と産業の特徴
 
第3部 名古屋市の産業
0第1章0製造業
0第2章0卸売業
0第3章0小売業
0第7章0農 業

 
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