0 第3部
 
名古屋市の産業


第7章 農 業

  1.  市街化調整区域内の農業地帯は、農業振興地域の指定を受けており、市街化区域内の一部も、農地が多面的な機能を保有していることから生産緑地地区として指定を受け、保全されています。

  2.  平成17年度農地基本台帳調査によりますと、農業経営面積10a以上の市内農家は4,250戸となっています。

  3.  本市の平成17年度の農畜産物の粗生産額推計は総額約34億円で、前年度より約3億円減少しています。

  4.  本市における稲の作付面積は約595ha(平成17年度調査)であり、「あいちのかおり」「コシヒカリ」などの品種を生産しています。

  5.  低コスト・省力化生産の方法として、平成9年に愛知式不耕起乾田直播を尾張地域で初めて港区南陽地区で試験栽培しました。平成17年の栽培面積は約90haとなっています。

  6.  近年、市内において施設園芸が増加し、中でも水耕みつばは周年生産され、生産量は県下第2位となっています(平成16年度)。

  7.  市民農園として、区画貸し方式の「憩いの農園」のほか、収穫体験方式の「ふれあい農園」などを設置しています。

  8.  市内には、市民の憩いの場として利用されている、特色あふれる農業公園が3か所あり、農業の技術・知識の普及向上の取り組みが行われています。

  9.  本市では、朝市や青空市をはじめとして、新鮮で安全・安心な農産物を消費者に供給するための「地産地消」を総合的に推進しています。

産業の名古屋2006

〜各章の要約〜

 
第1部 モノづくり都市名古屋の産業のルーツと
     産業活性化への取り組み
 
第2部 名古屋の経済と産業の特徴
 
第3部 名古屋市の産業
0第1章0製造業
0第2章0卸売業
0第3章0小売業
0第7章0農 業

 
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